2007年01月17日

『硫黄島からの手紙』(2006年)

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◇監督:クリント・イーストウッド
◇出演:渡辺謙、二宮和也、他

クリント・イーストウッド監督が描く硫黄島2部作第二弾。(第一弾は『父親たちの星条旗』)
日本から見た硫黄島の戦いを描いた作品。

今作も渡辺謙の演技がすばらしかった。
でも、二宮和也をはじめ、他の出演者も渡辺謙の迫力に負けることなく、それぞれの良さを発揮していて、久しぶりに邦画の真髄を見た気がする。

正直なところ、映画を観るまで、硫黄島という単語しか知らず、どこにあって何が起こった場所なのか詳しく知らなかった。
砂と岩だらけの乾燥しきった島で、赤痢や身内の仲たがい、本国からの孤立…。そして、死を覚悟しての戦い…。
生きるか死ぬかの瀬戸際で、気が狂ってもおかしくない状況の中、自分の信念を貫く姿を見ると、今の自分には貫き通せるほどの信念があるだろうかと思ってしまう。
がけっぷちのぎりぎりの状態で、人間の本性がむき出しになった時、戦っている相手を思いやる余裕はあるだろうか。

今の日本は、自殺や殺人事件やいろんな死に関わる事件が起きている。
戦時中、生きたくても生きられなかった人たちが、今の日本を見たらどう思うだろう。
死ぬことよりも生き抜くことの方が、本当は難しいってことを痛感させられた作品でした。

最後に、もう公開は終わってしまったけれど、機会があったらアメリカ側から見た硫黄島『父親たちの星条旗』も見てみたいと思う。
posted by はま。 at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★★の部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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