2005年09月27日

『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)

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◇監督:岩井俊二
◇出演:市原隼人、忍成修吾、伊藤歩、蒼井優、他

水田の緑と空の青、とても美しい風景。ドビュッシーのアラベスク。とても美しい景色の中を通り過ぎていく、痛ましい現実。中学生の頃、いろんな痛みを抱えて、生と死の一番近くにいる時期。そんな中学生の現実を描き出した作品。
心の痛みから逃げ出す方法は人それぞれで、死を選ぶ者、苦しみを生み出した原因を消す者…。自分が中学生時代に感じていた痛みを改めて思い出した。
撮影方法もおもしろくて、特に夜の撮影法は他の作品では見られない。暗い部分が多いからこそ、光っているものが際立って見えて美しかったり、全部見えてしまうと、残虐で痛ましいものがうっすらとしか見えなかったり。現実は、美しさと醜さが共存しながら回っていくものなんだと改めて思った。
posted by はま。 at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★の部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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