2005年09月27日

『ブラックホーク・ダウン』(2002年)

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◇監督:リドリー・スコット
◇出演:ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、他

ソマリア内戦の実話を元にした作品。見終わった後、『地獄の黙示録』よりも心にズシッと重く残る作品。
正義の名のもとに、他国の争いに軍事介入しているアメリカ。それは、戦いを知らない上層部だけの戯言で、実際戦いのど真ん中に身を置かれた兵士たちの中には、正義感とか、英雄になろうとかそういう気持ちはぜんぜんなくて、ただ、仲間たちを守るために、命を投げ出して戦っていて。極限状態の中、自分を身を守ること、自分の命を長らえることを第一に考えてしまいそうなのに、彼らは、自分の命が失われるかもしれない状況の中、仲間を救うため、みずから進んで戦火に突き進んでいく。自己犠牲の極地。それは、実際に戦火の中に身を置かない限り、理解することのできないこと。
今も正義の名のもと、アメリカは戦っているけれども、果たしてそれで解決するのだろうか?武器も装備もどんどん高機能になっていって、死亡者数は減ったかもしれない。けれども、その分、リアリティが失われて、実際に戦地で戦っている人が見えにくくなっている。戦争が正か悪か、そんなことを議論するよりも先に、戦場で実際に戦っている人たちの現実があって、それは、とても血なまぐさくて、死と隣り合わせで、リアルな事実なんだということをもっと感じる必要があると思った。戦争の良い悪いを考える前に、事実を事実として受け止めるために、ぜひとも見て欲しい作品。
新人兵士ブラックバーン役で出演しているオーランド・ブルーム。ちょっとしか出ないけれど、『ロード・オブ・ザ・リング』とはまた違った印象で、
今後が楽しみな俳優。要注目!注目といえば、はま。的には、エリック・バナもかっこよくて気になった。
posted by はま。 at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★★の部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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