2005年09月27日

『誰も知らない Nobody Knows』(2004年)

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◇監督:是枝裕和
◇出演:柳楽優弥、他

柳楽君が、カンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞したことで脚光を浴びた作品。
西巣鴨で実際に起こった子供置き去り事件をモチーフにしたお話。
オーディションで選ばれたという子供たちの演技が、とにかくいい。
変に場慣れしていなくて、自然な子供らしい笑顔や視線が、せつなくて涙を誘う。
さらに、キュッキュと鳴るサンダルや小さくなっていくクレヨンなど、子供たちの心境を表しているかのような小道具の使い方も上手いなぁと思う。
子供たちの周りに、たくさんの人たちがいて、すれ違っているはずなのに、どうして誰も手を差し伸べることができなかったんだろう、と胸が痛くなる。
何度も手を差し伸べるチャンスはあったはずなのに、彼らにあと一歩踏み込んであげれば、状況は変わったはずなのに…。
日々の暮らしの中で、時間に追われて、みんな自分のことだけで精一杯、そんな社会の姿が浮き彫りになった事件ともいえると思う。
もう少し、自分の周りを見回せる心の余裕を作らなくちゃいけないなぁと考えさせられた。
posted by はま。 at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★★の部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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