2005年09月27日

『きみに読む物語』(2005年)

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◇監督:ニック・カサヴェテス
◇出演:ライアン・ゴズリング、他

出演者に大物がいないので、地味な作品に見えますが、かなりいいです。今まで観た映画の中で、五本指に入るくらい泣けました。
予告だとセカチューに次ぐ純愛映画みたいな感じに紹介されています。しかしながら、セカチューが若い恋愛なら、こちらの作品は純愛といえば純愛かもしれないけど、熟年というかもっと大人で内容も深く、純愛映画ってくくりとはちょっと違うかな。
まず、若き日のノア役のライアン・ゴズリング。どこかで観たことあるなぁと思ったら、『完全犯罪クラブ』に出てた子でした。あの頃より大人になって、いい感じの役者さんに成長しているのに驚きました。
最初は燃えるような恋だったのに、付き合って、結婚して、長い時間が過ぎていくと、相手の嫌な部分が大きくなってしまって、だんだん忘れてしまう気持ち。そんな気持ちを思い出させてくれました。マンネリ化したカップルや夫婦で見に行くと、隣にいる人をまた新鮮な目で見れるかもしれないです。
それから、自分が選んだ人と一緒に年を重ねていくこと、老後を歩んでいくこと。年を重ねていくと、幸せなことばかりじゃなくて、今までできていたことがだんだんとできなくなっていく。一番大切な人の老いる姿をしっかりと受け止められるか?そして、自分が老いていく姿を相方は受け止めてくれるだろうか?この二つも大きく考えさせられた作品でした。
熟年離婚が増えてて、お年寄りの理想の夫婦像が見えにくい世の中ですが、何十年か後、自分たちもこんな風になっていたらいいなぁと思わせてくれました。
相手に求めるのではなく、大切な人に自分が何をしてあげられるか。大切な人たちが笑顔でいられるように、自分ができるせいいっぱいのことをして生きて、そして死を迎えたいと思いました。

本編終了後に、ケミストリーの『ココロノドア』特典映像が流れたんだけど、正直映画の後味が壊れるので、できれば映画やる前に流して欲しかったなぁ…。もし、特典映像付の映画館で観る時は、特典映像を観ずに席を立ったほうがいいと思われます。
posted by はま。 at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★★の部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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